私たちの『ガンに克つ』ための5原則

  • 1.”絶対がんに克つ!”と言う強い信念を持つ

    • わたしの主治医は”自分”であることを自覚する
    • ●検査結果をふまえ、病気の今の姿を正しく把握する
    • ●病気について正しく判断出来る知識を身に付ける
    • 病気に対し、冷静に判断し対応する
    • ●あきらめない。必ず手立てはある。自分を信じあきらめない
    • がん細胞を消せなくても、自分の生活が普通に送れるように自分のがんをコントロール出来て人生を全うできることが克つことです
  • 2.治療の第一の柱には西洋医療を据える

    • ●病気を正しく知る検査技術は西洋医療がもっている
    • ●西洋医療は日進月歩。常に新しい方法を生み出す
    • ●ただし、西洋医療が万能ではない。副作用も無視できない
  • 3.《気功》をがんと闘う武器とする。
    《気功》は唯一自分で出来ること

    • 郭林新気功はがんに強い”酸素”を多量に取り込む呼吸法「風呼吸」を使う
    • ●郭林新気功は自分の体内にある自分の気を高める内気功
    • ●気功をやって自分の気を活性化することで自己免疫力を高めることが出来る
    • ●自己免疫力を高めることで初めてがんと闘うことが出来る
    • ●郭林新気功はやったらやっただけ、結果が自分に戻ってくる
  • 4.生活の在り方を見直す。

    • ●何故がんになったのか?
       これまでの生活の中に原因がある
    • ●病気の原因となった生活の在り方を見直すことが再発・転移を防ぐ手立て
       もう以前の生活には戻らない
  • 5.お互いに支え合うことの出来る「がん仲間」を持つ

    • ●自分達の不安や悩みを語り合えるのは、がん仲間
    • ●がん仲間はいつも本気で話し合える大切な人達
    • ●がん仲間の話には、”体験”という根拠がある
    • ●教室では、講師も生徒もみんながん体験者!がん仲間!

郭林新気功とは

 『郭林新気功』は自分自身が本来持っている回復の力(免疫力)を高めるという能動的、積極的な功法です。 この功法は非常にガンに効果的で、先ず何より患者自身の能動性、積極性を引き出し、それによって自己免疫力を高め、病気と闘う体制を作ることに主眼をおいています。

 たしかに、新しい手術の技術、放射線や抗がん剤など現代ガン医療も目覚しく進歩し、多くの人々がその恩恵に預かっています。 しかし、それでも治らないガン、再発や転移への不安に対して私たちは座して待つしかないのだろうか? そんな人達に応えたいと、いま代替医療が見直されています。 

しかし、これといった確実な治療法が確立されていないのが現状です。 


 ただはっきり言える事は、ガンや自己免疫疾患などさまざまな自己の細胞や免疫システムの反乱による病気は、自分が潜在的に持っている力(自然治癒力)でしか直すことが出来ないということです。 もちろん医師による医療の力は大きく、大切なのですが、本人に宿っている自然治癒力がその医療の力を受け止め、病気の回復をもたらすのです。

 『郭林新気功』は、中国の郭林女史が自らのガンを克服するために編み出し、それによって重篤なガンを治し、その経験を活かして多くのがん患者を救いたいとして普及を図ったものです。 

以来40数年の経緯の中で、現在中国では『郭林新気功』がガンに効果的ということが常識となり、

150万人の人たちがこれに取り組んでいます。

 日本では30年来萬田夫妻が中心になって指導・普及に努め、最近の代替医療への注目と共に、がん患者の期待を集めています。(郭林新気功協会) この教室は、気功の指導を受けるほか、教室に通う会員同士が励まし合うお喋り会(茶話会)や年1回の合宿が会員の自主活動として行われ、アットホームな雰囲気の中で運営されています。


 また、ガン医療に総合医療的観点から取り組んでいる生きがい療法提唱者の伊丹仁朗氏(がん患者によりモンブラン、富士登山を成功させた)や川越帯津三敬病院院長の帯津良一氏、自らのガン経験をばねにガン医療問題に取り組んでおられた故柳原和子氏(ノンフィクション作家)などの郭林新気功の理解者との連携を踏まえて、がん患者の心に沿った運営が行われています。


”気”は私達が日頃何気なく使っている言葉ですが、それは生命や宇宙の神秘に迫る大きな意味を持っています。 古代中国に生まれ、インドやアジアの知恵を合わせてその大地に育まれてきた気功法は多くの流派があり、健康法に、長寿法に、或いは武術にと発展してきました。

郭林新気功は、中国画の画家としてまた指導者として活躍していた郭林女史が、40歳のときに罹った進行がんを克服するために自ら編み出した気功法です。 医者から見放されてしまった女史は、子供の頃から祖父を通して学んだ各種の気功法の上に、西洋医学や漢方の知識を合わせて10年の苦心の末に画期的な気功法を編み出しました。

この新気功により郭林女史は勿論、中国の多くの末期がんや難病の人達が救われました。 郭林新気功は女史の献身的な指導の下に中国各地で発展を続け、現在に至るまで多くの人々が練功に励んでいます。

いまや現代社会では避けられないストレスの解消や自律神経失調症にも新気功は卓効を持ち、慢性症状や各種の成人病にも効果を発揮します。

功法はやさしいので、気功法を初歩からしっかり勉強することによって、誰でもすぐに取り組むことが出来ます。

郭林新気功は内気功と言って、自分自身が取り組んでやる気功です。外気功のように気功師にやってもらったり治療してもらうと言う受身のものではありません。

希望をもって意欲を呼び覚まし、内気を作って、望む結果を得るものです。 西洋医学や漢方の足らざるを補い、治療効果を高め、相乗効果を狙った排他性のない気功です。

郭林新気功は重要な部分が歩く気功であり、”歩く健康法”が良いと言われているように健康法のポイントをついています。 歩きながら不思議な呼吸法を併用することが核心となっています。

もとより気功であるからは日々の練功の積み重ねが物を言います。 気功に取り組む心が大切です。 それを三心 (決心、信心、恒心) と言います。 ”継続こそ力”がとても大切です。



中国の郭林新気功

 中国には、がんの猛威に果敢に立ち向かっている150万人の人達がいる。郭林新気功に励む人達だ。 彼らはがん患者とはとても思えないほど明るく、はつらつとして郭林新気功によるがん克服を目指している。 その中心的存在が『北京抗癌健身楽園』だ。 

 『北京抗癌健身楽園』は、郭林新気功の創始者郭林女史が新気功をがん患者に指導普及し発展させる活動拠点としてスタートさせた「北京郭林新気功研究会」の精神を引き継ぎ発展させた活動団体だ。

 

 ** 新気功生みの親・郭林女史の生涯 **

郭林女史

 郭林女史は1909年広州に生まれ、中国伝統の気功と国画(中国画)を学び大をなし、中国美術家協会会員、中国画研究会会員として活躍した。(郭林は雅号、本名は林冠明)

 ところが、1948年40歳の時子宮ガンにかかり、その後6回の手術を経たが回復せず、1959年にはがん転移のため西洋医学から見放されてしまった。

 何とかがんを克服したいと願った彼女は、小さいときに祖父から手ほどきを受けた気功に救いを見出し、漢方医学と西洋医学を熱心に研究してその知識を気功に加え、十年にわたる努力と苦心の末に郭林新気功を編み出した。



 新気功を編み出すにあたって工夫を凝らしたポイントは、

①呼吸法に先人があまり使わなかった”風呼吸法”を採用したこと

②”静功”を”動静相兼”の功法に変えたこと、

③室内から戸外へ歩み出し、空気の新鮮なところ、水の傍ら、樹木の多いところで練功すること

 にあった。 

 これらの改革は、如何にして治療効果の高いがん功法を生み出すかにあった。 苦心の研究と自らの実践を通して、新気功ががんを予防し、がんを治癒することが出来ることを証明した。


 郭林女史は1971年から北京の公園で気功を教え始めた。 半年ほどの間に驚くほどの効果を見せた新気功は、評判を聞き付けて多くの人が集まり、彼女一人では教えることが困難になってきた。 そこで、彼女から指導を受けた患者の中から抜擢して助手を育て多くの人を導いた。 


 がん患者たちは、新気功の練功に励みながら、化学療法や放射線治療を進めることで病状は順調に回復し、その結果、飲食、体力、睡眠が正常になり、患者自身の免疫力も高まって行くことが分かった。 


 1974年郭林女史は新気功をがん専門の気功として定義づけ、指導に当たることにした。 と言うのは病人が”自分ががんである”ことを自覚して治療を実践したほうが効果があることが分かったからであった。

 

 その結果、治がんの効果が現れてきた。 郭林女史は根本原理を突き止めた治がん功法を創設したのであった。 その原理は次のようにまとめることが出来る。

1.がん細胞は酸素に弱い。 がん細胞の発生と増殖を引き起こす原因を究明した結果、新気功の風呼吸法自然行功、快歩功および一、二、三歩点功は、がん患者の体内に大量の酸素を供給することによりがん細胞を消滅させる。

2.がん細胞の発生、増殖と感情には密接な関係がある。 感情の抑圧させた人、度量の狭い人は往々にして病状が悪化し、死さえ招きかねない。 反対にいつも明るく朗らかな人は、病状を好転させて行く。 そして三心(信心、決心、恒心)を心にかたく決め、新気功を続け、心を安静にして練功に励めば、がんに打ち克つことが出来る。

3.練功は生物電気を発生させ、それによって生じた磁場はがんを消滅させることが出来る。 また、生物電気は体内で栄養を取り込むことを促進する。

    

** 北京抗癌健身楽園の活動 **


 『北京抗癌健身楽園』の主な活動には”相談会””新気功の学習””誕生会”がある。 

 相談会では新たにがんに罹った人やその家族の悩みを聞き、問題解決に助言をしている。それには長年のがん闘病を経てそれを克服した人が当たっている。

 新気功の学習はあらかじめ決められた教習コースに基づいて行われており、ベテランが指導に当たっている。

 誕生会は闘病歴5年から5年ごとに何10年と練功を続けている闘病者を表彰するために毎年開かれている。 中国各地は勿論のこと、台湾はじめ東南アジア各国、さらには欧米からの参加者もある。 勿論日本の郭林新気功協会・各教室からも参加している。  毎年1,300人ほどの人が集まる。 

 このほかに、月1回ほどのペースで専門家を招いて講演会を開き、がん治療や闘病の情報を学習したり、会報誌を発行したりしている。

 気功の本場中国でも、「郭林新気功」は特にがんに良いと認められ、広く普及している。

打ち合わせ中の幹部講師 練功風景